わたしたちの創作ミュージカルプログラムは、
こどもたちのこころが動き、舞台でパフォーマンスできるまでの
心理段階を十分に考慮し、クリエイティブにデザインされたものです。
団員ひとりひとりのキラキラを全開にするため、面白い作品を発信し続けるため
こどもたちのひとりひとりの内側の感性を信じぬきます。
思いっきり感情をゆるませて。大きな声を出せることから。
仲間との安心できる時間を経て、安心して想像の翼を広げて。
「感情のスイッチ」がはいり、はじめて「本気になる」。
そのプロセスを無視して、スキルだけを求めたり
「できていない」指摘をすることは絶対にしません。
リトル・ミュージカルは自己評価からはじまります。
ひとりひとりの存在、ユニークな感性を認め合う。
すべての団員が、唯一無二のアーティスト。
「ちいさな好きとちいさな得意」が「世界一のエネルギー」を産みだすワクワク。
⼈の前で表現をすることは、⽣きていく⼒。
ただただ好きなことに取り組むのも、素晴らしい感性。
わたしたちは絶対に団員ひとりひとりを信じることを止めません。
チャレンジに満ちあふれた団員
「ひとりひとりに本気で寄り添う」ことに徹することをここに宣言します。
【リトル・ミュージカル指導指針】
(こどもを尊重する)
• ⼩さな⼤⼈をつくらない。ただし、⼤⼈になりたい時はサポートする。
• 何事も決めつけない。その⾔葉の裏に内側に何があるのか、その⾝体の状態を考える。
• こどものこころとからだが動くことなしに押し付けない。
• こどもの⾏為に「恥ずかしい」はない。けして「恥ずかしい」という⾔葉を使わない。
• こどもたち同⼠で解決できる⽅法を常に探る。
• ⾃分の思いも仲間の思いも⼤切にできる空気感をつくる。
• 先⽣もスタッフも団員もみんな個性的、標準化しない。
• 他者理解、個性の共有、「⾃ら考え、発想し、そして発信していく⼒」を⼤切にする。
(成⻑に寄り添う)
• ⾃⼰評価を聞いてから課題設定をする。100点の場合は、加点⽅式で。
• ⾃⼰課題がうまれたら次の解決のステップを⼀緒に考えてクリアする癖をつける。
• すかさず次の課題、クリアできたかチェック。クリアするまで指摘はブラさない。
• 気付きとこども同⼠の仕組みには、リトル・ミュージカルノートを使う。
• はじめて⾃分の内⾯的な課題に気付く時、気付かせる時は慎重に。
• 課題は、新しい視点とポジティブな気付きであるように⾔葉を選定する。
• チャレンジすることのチャンスの多さ、チャレンジしたくなる環境を創り続ける。
• 心が落ち着くための呼吸とメソッド、創造性を爆発させるシアターゲームをとりいれる。
• 異年齢がひとつのものを創るメリットを最⼤限に活かす。
• 「こころに⽕を灯す」⼯夫、「⽕を燃やし続ける」ための仕組みをつくる。
• ⽐べるのは、⾃⼰ベスト。常に⾃⼰ベストを出してみよう。
• 成⻑は総⼒戦!良かった点はご家庭に共有。いっぱい褒めてもらう。
(芸術性の考え方)
•こどもの感性を愉しみ尽くす。なんでも活かす。
• 外部から固める創造芸術ではなく、内⾯の創造性を育むことからの表現に注⼒する。
• 舞台に向かう姿勢はプロフェッショナル、結果はアマチュアでOK。
• ⾳楽性・⾝体表現性は常にあげていく。
• 多様な⽅向性をOKとする。もしスペシャルを極めたい場合は、別途取り組みを紹介する。
• 作品のクオリティはあげていく。団員のこころが動き、観た⼈の⼼に残る作品を創る。
(団体⽅針)
• 毎年なにか新しい挑戦をする。
• 団の存続を⼀緒に取り組む。
• ステートメントを更新し続ける。